ダイヤモンドダスト ページ21
藤ヶ谷「まあ、それは程度と場合によるかな。」
A「太輔くん、ずっと好きでいてね♡」
はじける笑顔。
その後ろで、太陽に反射したダイヤモンドダストがキラキラと輝いてる。
これからの俺たち二人を後押ししてくれてるみたいだな。
A「私だって太輔くん以外の男の人、好きになったことないよ。
あっ、おじいちゃんとお父さんは好きだけど。」
藤ヶ谷「わかってる(笑)」
A「太輔くん。頼りないかもしれないけど、私のこともちゃんと信じてね。
玉森くんは私が困ってるときいつもなんとなく現れて、助けてくれて感謝してるの。」
藤ヶ谷「・・・知ってる。」
A「だからね、私も何かお礼に助けてあげたいなって思ってるんだ。」
Aは優しいからな。
A「でも、」
藤ヶ谷「でも?」
A「私の運命の赤い糸は、生まれる前から太輔くんとつながってたんだって信じてるよ。」
******
お互いすごい好きなのに、ちょっとのことが気になったり、妬いてみたり。
すれ違ったり、不安になってみたり・・・。
俺とAでは育った環境も恋愛経験もずいぶん違うけど。
でも。
お互いを想いあう気持ちはこれからも変わらない。
Aと、ずっと一緒にいたい。
A、愛してるよ。
藤ヶ谷くんSide Fin
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作者名:たまさくら | 作成日時:2019年9月1日 17時