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ルームキー ページ1
ASide
藤ヶ谷「待てねぇよ。
今、Aとキスしたい♡」
ロケ先の空港から乗ったマイクロバスの中、二人のキスの音が響く。
みんな待ってるから早く行かなきゃ。
焦る私に気づいてるはずなのに、太輔くんが離してくれない！
今晩は一緒に寝るからって宣言されて、置いていかれちゃった(汗)
・・・早く行かなきゃ、
慌ててバスから降りると、ホテルのロビーでみんなが待ってた。
A「わっ、忘れ物はありませんでした！
すぐにチェックインしてきますね〜」
ソファーに座ってた太輔くんがニヤッとした気がしたけど、しらんふり。
玉森「マネージャー、遅いよ〜。
もう、寒かったじゃん〜」
A「ごめんなさい。はーい、みなさんお待たせしましたぁ！
ルームキー、１枚ずつ引いてくださいね。」
スタッフさんも全員引き終わって、部屋のある階にみんなで移動することに。
たくさんの機材も一緒にエレベーターに乗せてく。
A「お先にどうぞ〜。
ではのちほど下のレストランでお願いします。」
次のエレベーターが来るのを待ってたとき。
手元に残ったルームキー。
藤ヶ谷「これ、俺が持っとく。」
太輔くんが私の手の中から黙って１枚のキーを引き抜いた。
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作者名：たまさくら
| 作成日時：2019年9月1日 17時
