ダイヤモンドダストが舞う朝は 15(Taisuke.F/Yuta.T)

おあずけ ページ28

くそっ！




嵐さんが大事なのはわかるけどさ？




俺たちは練習台なのかよ！




ふざけんな！




あー、やっぱりムカつくな。




こんな、モヤモヤした気持ちでAをマネージャーに迎えるのは申し訳ないけど。






とりあえず。二宮くんのマネージャーにはならなそうでよかった・・・







Aが帰国する日。




仕事、オフだった。




午前中、三男とちょっとだけ洋服覗いてランチおごらされて。





午後、空港に迎えに行った。



待つこと15分。





白っぽい服着てピンクのスーツケース引いたAを発見。




近くの柱に隠れるように立って声かけた。




今日は夜、先輩の舞台があるから少ししか一緒にいられないけど。






しばらくぶりの二人だけの空間。




Aを実家まで送る、少しの間だけだけど。






実家の前。



藤ヶ谷「A。



今日はご両親とゆっくりしな。



うちに来れるようになったら連絡して。




来週・・・、にはうちの仕事始まるんだな。」



A「そうだね。



緊張するけど頑張るね。」




別れ際。




車の中でそっとキスした。





A「・・・・・//」



赤くなって、俺のこと見てる。




藤ヶ谷「・・・・・(笑)



何？もっと？」




A「違うよっ///」




藤ヶ谷「・・・・・(笑)




今日はここまで。




あとはお預け、だな。」




もう１度キスしたら、嬉しそうに車降りて家の中に入っていった。

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