ダイヤモンドダストが舞う朝は 15(Taisuke.F/Yuta.T)

笑い声 ページ25

北山「・・・でさあ？



俺のこと。覚えてる〜？




階段、背負って運んであげたんですけど〜」





あはは〜ってミツの大きな笑い声でハッとした。





気づいたらチーフマネージャーの話は終わってて、すでに居なくなってて。



玉森「何それ？



でもさ、俺びびったわ〜




この前ドライブ行ったとき、何も言ってなかったじゃん。



あの時もう決まってたよね？」




A「えーとね、そうかな？」





藤ヶ谷「・・・ドライブ？」





おっとー。




うっかり口を滑らしちまった(汗)




ガヤの、鋭い目線が突き刺さる。




こえー。




Aちゃん、困った顔になっちゃった。




玉森「いや、んーとさ、その、」






ごまかさなきゃ。






藤ヶ谷「・・・いろいろありすぎんだろ。」





明らかに不機嫌そうなガヤ。






やっちゃったなー。




何とかしなきゃ。





玉森「そ、そういや新人マネージャーさんが車の運転怪しいって言うからさ、お手本見せてあげたんだよねっ!」





藤ヶ谷「・・・行くぞ。」




A「はい！



みなさん、今日はもうスケジュールないのでお送りします。




行きますよっ!」





焦ってガヤを追いかけるAちゃんの後ついて歩いてく。




北山「え？え？！



何？どっちがマネージャーなの？」





事務所の駐車場に止めてた車で、マネージャーになったAちゃんが家まで送ってくれた。

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