ダイヤモンドダストが舞う朝は 15(Taisuke.F/Yuta.T)

小柄な女性 ページ23

チーフ「今、うちの事務所は人手不足なの。



私もあなたたちに構ってる暇がなくてね、」




(小さな声で)



北山「構ってる暇ないってさ。



なんだよな〜」




玉森「・・・・・(笑)」




チーフマネージャー「あなたたちキスマイは舞祭組も軌道に乗り出して、そちらの世話も必要よね。」




その時、




藤ヶ谷「・・・遅れてすいません。」




ガヤが入ってきて、俺のとなりに座った。





チーフマネージャー「あなたたちは特に、３人ともバラバラに違う現場のことが多くてマネジメントまで手が足りてないから１人増やすことにしたわ。



さあ、入りなさい。」






チーフマネージャーが遠くから犬でも呼ぶみたいに手を２回、パンパンって叩くと、





？「失礼します。」




うつむき加減の小柄な女性が現れた。




ピンストライプの紺色のパンツスーツ。




ヒールはいて、キャリアウーマン風？





チーフマネージャー「自己紹介しなさい。」




？「・・・はじめまして、木村と申します。」





恥ずかしそうに顔を上げた女性。




北山「あーっ！」




ミツの声に驚いて顔をあげると、




玉森「あー？！」




俺もびっくり。





そこに立ってた女性。






・・・Aちゃんだった。

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