きらめく砂のごとく4(Yuta.T)

男っぽい一面 ページ28

今のキモチに正直に。




でも突っ走れば・・・絶対深みにはまるはず。




世間的にはその・・・




こんな言葉、使いたくないけど。







不倫、なわけだし。







俺の仕事、イメージ第一の仕事だからな。






A「もぅ・・・




ちょっとだけ、だよ？






玉森くん・・・




優しくてソフトなイメージなのに。





カワイイ顔して、強引なとこあるんだね。」





玉森「ごめん・・・無理させて。




でもさ？









・・・俺も男だからね。」






Aさん。くすって笑ってる。






A「・・・そういうとこも好きだけど。」







えっ・・・？




今何て・・・？







A「じゃ、じゃあ、息子預けて出直してくるねっ///




６時にここで。





ここならわかりやすいし、観光客あんまり来ないから大丈夫だよ。





タクシーの運転手さんにこれ見せて？」





そう言ってメモ、渡してくれた。






A「ホテルまで送ってあげる。




車乗って？」






言われるまま。




駐車場に停めてあった、赤い小さな外車に乗り込んだ。







玉森「・・・この車も久しぶりだな。」






A「あれ。




車、知ってたんだっけ？






これもね。




日本から一緒に連れてきちゃった。」

赤い車→←一緒にいたい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す