きらめく砂のごとく3(Yuta.T)

大好きな笑顔 ページ9

俺も着てるもの、どんどんなくしてく。





ベッドの中で２人。素肌、触れあって。









見つめ合って・・・








Aさん。そっと瞳閉じてくれた。





そこからはもう。俺も何もためらうことなくて・・・






求め合って・・・







２人。キモチもカラダもひとつに・・・







＊＊＊＊＊＊


抱きしめたAさん。


そっと腕ほどいて顔見たら、瞳に映る俺の顔。





ゆらゆらって揺れてた。





玉森「・・・・・」





やっぱり・・・？






何か言おうって思ったんだけど。



何て言ったらいいのか、いい言葉思い浮かばなくて・・・






迷った末、Aさんのこともう１回ぎゅって抱きしめた。





A「玉森くん・・・




ごめん・・・ね・・・」





こんなこと、聞きたくないけど。





玉森「・・・イヤだった・・・？」





A「ううん。逆だよ・・・




幸せ過ぎた。」




そう言って笑ってくれた。




玉森「・・・なら、よかった。」





Aさんの大きな瞳からこぼれた光る滴、親指でそっとぬぐって。






玉森「・・・ずっとこの笑顔、見たかった。




初めてAさん見かけた時。







・・・大好きだなって思った、この笑顔。






もう泣いちゃダメだからね？」

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