きらめく砂のごとく3(Yuta.T)

楽しみにしてるから ページ25

Aさん。




ほっぺたにチュって、軽いキスしてきた。




玉森「・・・何？




それだけ・・・？









・・・足んない。






まだ、返せない。」







A「・・・・・」






一瞬、困ったみたいな表情見せたAさん。








俺が意地悪言ったら、顔寄せていきなりとろけるようなキモチ入ったキス、してくれた//




首の後ろに手、回して。








・・・夢中になりそうなキス。








まだ、昼間なのに。






外。すげー明るいのに。







唇離れたら、寂しくなって。



Aさんのほっぺた、両手で包んで引き寄せた。








今度は俺の方から・・・








キス。求めて、求めて・・・




深くなる・・・








・・・離したくない。






A「玉森く・・・





ね。いつになったら・・・」







玉森「・・・返してくれるかって？」







しぶしぶ預かってた結婚指輪、ジャケットのポケットからとりだして。




Aさんの左手にはめてあげた。







玉森「・・・またコーヒー、飲みに行くから。」






A「ホントに楽しかった。




幸せなキモチ、ありがとう。」








車、降り際。







A「玉森くん・・・大好きだよ・・・









ずっとずっと。遠くから応援してるから。





映画も、舞台も。








玉森くんの活躍、楽しみにしてる。」

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