きらめく砂のごとく2(Yuta.T)

悪魔な玉森くん ページ5

・・・かわいい口調で。





でも、真剣な眼差しで言われちゃった。









私の心の奥。





まっすぐに届いた言葉。







どうしよう。




私も・・・








玉森くんの顔、見上げたまま。







・・・玉森くんの気持ちに、甘えたい・・・！








・・・けど。






これ以上、玉森くんの顔、見てたら。




優しい声、聞いてたら。








自分の気持ちにブレーキかける自信がなくて・・・






怖くて・・・






玉森「・・・その笑顔。寂しいって顔にさせたくないんだ。





大丈夫。悪いようにはしないから。







俺のこと、信じて。







俺、じゃ、イヤ・・・？」






A「ううん！




そんなわけない・・・」






迷って、気持ち、揺れてる私に。



カワイイ顔して悪魔な玉森くん。ささやきかけてくる！







寄せては返す、波のように。


少しずつ、少しずつ。








優しく・・・







玉森「・・・じゃっ、決まり！




ねっ？//」





A「・・・・・！！//」





いったいどういうつもりなの・・・？





そんな、甘えたような顔で見ないで。





ダメだって気持ち、揺らいじゃうから・・・







どうしよう・・・！







コーヒー、こぼしちゃった洋服、洗ってあげたお礼したいからって。





連絡・・・ちょうだいって言われちゃった。







・・・連絡・・・





しても、いいかな・・・？

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