きらめく砂のごとく2(Yuta.T)

気持ちいっぱい込めたキス ページ36

A「・・・・・！///




玉森くん。やめ・・・」







俺が顔近づけたら、Aさんもそっと瞳、閉じてくれた。







キス・・・








深いのじゃないけど。








俺の気持ち、いっぱい込めたキス。








Aさん、受け入れてくれた。







よかった。拒否されてないみたい。(笑)




俺もドキドキで、顔熱くなるの、自分でもわかった。






ちょっと顔、覗き込んだらボーッとしちゃってるみたい。





玉森「・・・もっと、って顔してる。(笑)」





A「そんなこと・・・！




ずるい！ウソばっかりっ///」





玉森「・・・(笑)



もっと、してほしくない？」






外の灯りに照らされて。



うるんだように見えた瞳、可愛くて。






ちょこっと、からかっちゃった。




はじめ、ほっぺふくらましてたAさん。








・・・そっと、俺のセーターひっぱっちゃってる。




ビックリしたけど・・・






やっぱりもっと。キス、して欲しいんじゃん(笑)



まだ迷ってんのかな？








でも。大人っぽいのに、可愛いとこある。





A「・・・・・」





目が合って。


恥ずかしそうにうつむくから、可愛くって笑っちゃった。







真剣な顔で。




玉森「・・・今だけは、みんな忘れて。





俺だけ見てて？






・・・これ。俺が預かっとく。」






そう言って。




キスしながらAさんの結婚指輪、外した。

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