着替え ページ20
・・・よく考えたら・・・
藤ヶ谷「A〜
俺、シャワーしても着替えないわ。」
A「そっか・・・
私の服。入るかな・・・？」
ちょっとだけ、玉の着替え、置いてあったりすんのかな？って。頭ん中、よぎったけど・・・
藤ヶ谷「入るわけないだろ？
・・・いい。ここの部屋、暖房効いてるし。
一緒いてあったかいからバスタオル巻いとく。」
A「ダメ！風邪引いちゃったら素敵な声。聞けなくなっちゃうよ？」
藤ヶ谷「・・・じゃ、ここ。きて・・・？
２人、裸で抱き合ってたらあったかいから風邪ひかないだろ・・・？」
A「なにっ？！もー！//
本気で言ってるの・・・？！//」
藤ヶ谷「・・・オモシロ。困った顔もかわいい。
早くシャワーしておいで。待ってる・・・」
出してもらったビール飲みながら、A、シャワーから出てくんの、待ってる。
リビング・・・俺の下敷きと、玉の下敷き。飾られたまま・・・
これ、しゅんくん。ママにプレゼントしたやつだよな・・・？
ずいぶん前、ここに来た時見たな。
コンサートの時のうちわ。飾ってある・・・
でっかい、玉の写真のヤツ。
・・・なんか監視されてるみたいな気分・・・
写真もきれいに飾られてて・・・
これから。俺も一緒に思い出、作ってあげられたらいいな。
ここに並べきれないくらい、いっぱい。一緒の写真、飾ってあげたい。
しばらくして、A。あがってきた・・・
藤ヶ谷「今日は飲まないの・・・？
朝まで俺、ついてるから。安心して酔っ払っていいよ。」
笑って言ってやる。
A、ちょっと赤くなった頬、ふくらまして。
A「もー！それ言わないで。今日は大丈夫・・・」
・・・前、酒に酔ったA。ここまで俺、抱えて帰ったからな・・・
藤ヶ谷「A・・・ここ、座って？
もう、俺。こうしてA。隣にいてくれるだけでいい・・・
ずっと。こうしたかった・・・
こんなん。俺のキャラじゃないんだけどなー」
俺が座ってる足の間、A座らせて。
言ったら、Aも笑ってる。
A「いいよ？いっつもの俺様キャラになっても。
・・・でも、ベッドでは優しいのがいいな。」
かわいく甘えて言ってやがる。
藤ヶ谷「・・・それはどうかな・・・？
さ。もう寝よっか？
・・・今日、疲れただろ・・・？」
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作者名：たまさくら
| 作成日時：2014年6月25日 14時
