無能さんはチーターです☆ (ページ9)

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無能の始まりページ9

コ「遅ーよ無能」

鬱「僕より遅いとかヤバない？無能」

ゾ「視界に入るだけで不愉快やわ」

ト「遅刻や。書類倍な」

遅刻してないけどねw
洗脳薬すげー

オ「は？お姉ちゃんが無能な訳無いやん」

シャ「何言うとんの？無能は無能やろwww」

オ「巫山戯とんのか？」

『オスマン、落ち着いて。僕は大丈夫だから』

オスマンは洗脳されなかったんだ

エ「そうですよ、オスマンさん。こんな奴庇う必要無いです。」

オ「……」

グ「…………」

エミさんも洗脳されちゃったんだね
あんなに警戒してたのに
態々解毒剤作ったり、
料理長さんに洗脳薬を入れさせないように言ったのにね
だから言ったじゃん(言っては無い)
無駄だって

皆無言で朝食を食べ進める
料理が不味い訳では無い
唯、僕が居るから話したくないだけだと思う
僕は食べ終わると同時に直ぐ食堂を出た
すると、食堂が賑やかになった
ほらね、やっぱり
気配を消して、扉に耳を当てる

チ「何なん彼奴。無能なんかはよ死ねばええのに」

ショ「ほんまにな」

僕の悪口言って、楽しそう
傷付きはしない
これで僕も楽しめるから
winwinじゃない？
それで、良いのに…

オ「お前らさっきから何言うとんの？お姉ちゃんは無能なんかやない！お姉ちゃんが腹立たしいのなら、死んで欲しいのなら、お前らが死ねよ！」

言い過ぎじゃね？
嬉しい、嬉しいけどさ、仲間なんだよ？
オスマンを、“信じて”くれてるんだよ？
自分を信じてくれている仲間より、僕の方が大切なの？
もっと、信じてくれてる人を大切にしなよ
じゃないと、“僕みたい”になっちゃうから、さ

僕はトントンの部屋から書類を取り、自室に戻った

書類倍にされたけどぉ、
Aちゃん天才ですしぃ？
こんなの簡単だよぉ？
まぁ茶番は置いといて、書類自体は簡単だけど量が多い！
兎に角量が多い！人間のやる量じゃないって！
でもトントンはこれの倍位の量を一人でやってたのか…
なら頑張らなきゃね。
これで負担が減らせるなら結果オーライ

……ん？もう昼過ぎか
まだ半分も終わって無い…

‹span style="font-size: large;"›こんなの人間がやる量じゃないって！(魂の叫び)‹/span›

お腹減ったし、メイドさんにでも頼んで持って来て貰お
この国凄いんだよ？使用人も通信機持ってんの！

«メリアさん、サンドイッチ持って来てくれない？»

メ長«はい、畏まりました»

その間に少しでも書類を進めておきますか