無能さんはチーターです☆ (ページ20)

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フラグ回収は秒ページ20

…んだよこの書類の量は
可笑しいだろ！
もしや彼奴、今までサボって来た書類を
全部押し付けて来た訳じゃないよね？(フラグ)

うん！フラグ回収速かったわぁ(白目)
えぇっと、期限近いのどれだぁ？
んー、…っふはははははははははっ！
期限日今日の
やつあんじゃん！(疲労から来る謎の笑み)

じゃあ期限日が今日のやつからやるかぁ…

～
草木が生い茂り、草いきれが立つ頃
幼い頃の"わたし"と
霧に包まれ見えない"少年"が見つめ合っていた

「なあ、A」

『どうしたの？○○』

「俺はな、洗脳薬って言う薬が効かないんやって」

『何それ～』

「洗脳は分かるやろ？その洗脳をする薬が効かないらしいで」

『ふーん…』

「だから何って思っとるやろ？wこの、洗脳薬が効かないんなら、Aの事を裏切る事なくずっと一緒に居れるなぁ思うてん」

そう言うと小さい頃の"わたし"は、
パァっと笑顔になって、

『へへっ、○○とずぅっと一緒！やったぁ！』

少し間を開け、悲しそうに。
眉を下げて、

「だから、いい加減気付いてえや」

～
気付けば寝ていたようで
懐かしく、何処か悲しい夢は
扉を叩く音と怒号によって強制的に目覚めさせられた

ト「おい無能！書類終わったんか？！出て来いや！」

うるせえうるせえ元は僕の書類じゃない！
ざけんなよ！(自業自得)
でもなぁ、寝てた所為で書類終わってないんだよなぁ
素直に出来てないって言うか…

『ごめん、出来てない』

ト「はあ？1週間前に渡したやろ？そんな前に渡して出来へんの？本間無能やな。
もう出て行けや。誰も心配せぇへんで？むしろ喜ぶやろ」

『…っ、ごめん』

ト「1時間後また来んで。その時までに終わらせんかったら…分かっとるよな？」

『うん』

霧に包まれた"少年"は誰だったんだろう
違う違う、これだけでも速く終わらせなきゃ
他の事を考えるのは後！