CLUB Snow (ページ6)

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⑤辰哉【代表取締役】ページ6

No.5「辰哉」
⭐指名2 ⭐5000万player
⭐2019年度店舗売上No.1
⭐️5月度売上同率1位

「絶対に抜け出せないから覚悟してこいよ」

SnowのNo.5辰哉(たつや)25歳

歌舞伎町で必ず耳にする噂
「Snowの辰哉にハマったら絶対に抜け出す事は出来ない」

歌舞伎町デビューをしたばかりの女の子は、
SnowにはNo.1のRaulや、ましてや翔太も居るのに何故No.5の辰哉なんだろう？

「絶対ハマらないし大丈夫でしょ？」

そんな事言って居られるのは今だけで、辰哉が隣に座ったらもう両足突っ込んでますよお客様。

辰哉を甘く見てはいけない。
長年の経験で得たトーク術、それに加えて聞き上手。
一目見て(洋服や雰囲気など)そのお客様が望んでいる接客が分かる、流石Snowの代表。
Snowのキャストはみな、辰哉の背中を見て日々勉強しているのだから。

だがたまに逆に辰哉を惚れさせようと、謎の自信を持ってSnowに来店するキャバ嬢が居る。
もちろん辰哉は察しているがあえてしっかりと卓につき接客をする、これでまた1人いとも簡単に辰哉に堕ちていく。(その日は勿論アフター)
普段は優しくじわじわと堕としていくが、まあ同職なので容赦ない全力色営でしっかり惚れさせ骨の髄まで貢がせる。

昔からの長いしっかりした太客が多い、そして名の知れた売れっ子No.1キャバ嬢がほとんど辰哉の客である。
他店でエースをするレベルの太客のサブ担にもなりがち、そんな辰哉にイベント事で敵うキャストは居ないのだ。

Snowの幹部組はみな口を揃えて言う
「1番怖いのは誰でもない代表だよ」
と。

そして歌舞伎町ホストNo.1憧れの存在である翔太は、自分に憧れ入店してくる新人に必ず最初にこう助言をする

「売れたいなら代表の、辰哉の背中を見て学べ」
と。

辰哉
「ん～？俺が1番好きなのはもちろん君だよ」

～裏話～

精鋭揃いのSnowをまとめる代表辰哉。

辰哉の母はシングルマザーだった。
辰哉を育てる為にスナック勤めをし1人で懸命に辰哉を育てていた、もちろん深い愛情で。
そんな母を見て育った為、高校には進学せず中学を卒業したら絶対に自分も働くと決めていた。

だがある日母が最悪の出会いをしてしまった、母が最低なクズホストに恋をしてしまった。
母はホストに貢ぎどんどん闇金から金を借りた、それは到底返せない金額。

そして最愛の母は突然何も言わず辰哉の前から消えたのだ、多額の借金だけを辰哉に残して。
これが辰哉がホストになったきっかけである。