𝒩𝑜.42〜コクハク〜age5 ページ50
激しくショックを受けた花日が,「まりんちゃんは!?」と勢いよく振り返った。
まりん「あたし?まだスポーツブラ。けどブラしてる子増えたよねー」
見回すと,まりんみたいなスポーツブラ派と私達と同じ普通のブラ派がいるみたい。
ふと目が合った浜名心愛ちゃんが,すすすーっと寄って来た。さすが「可愛いは作れる」がモットーの心愛ちゃんは,レースとピンクの小花模様の可愛いブラをしている。
心愛「え〜〜〜〜,花日ちゃん,まだシャツなの〜〜〜〜?」
言われてようやく気付いた。花日は厚めのノースリーブシャツだけで,まだブラをしていないんだ。ぐぐっと黙り込む花日に,心愛ちゃんがニヤッと笑って続けた。
心愛「そんな子供っぽい下着じゃ,高尾君にフラれるのも時間の問題ね!」
魔女みたいに高笑いをして心愛ちゃんがいなくなると,うぁうあぁあ・・・・・・と,
花日「わ,私・・・・・・下着が子供っぽいとか,考えたこと無かったよー!」
蓮華「心愛ってバカなのかしら?この歳で,彼氏に下着見せる人なんていんの?私達,まだ12歳よ」
さつき「いないでしょ。と言うか,胸小さい癖に何,威張ってんだろうね?盛ってる癖にw」
蓮華「それなw」
お姉ちゃん達は,心愛ちゃんがいなくなったのを良い事に言いたい放題だ。
と言うか,ちっちゃくて元気な花日が,いきなり大人っぽい下着を着けてたら,そっちの方がむしろ嫌だと思うんだけど・・・・・・。心愛ちゃんの捨て台詞がよっぽどショックだったらしい花日の頭を,まりんとAが慰めるように優しく撫でた。
まりん「よし。可愛いブラ,一緒に選ぼっか?」
A「良いね!私も,手伝うよ!」
花日「ほんと!?わーわー,お願いします!」
わんこだったらシッポがぱたぱたしてるんだろうな,という勢いで花日が叫ぶ。
その流れで「結衣ちゃん達も一緒に行こう!」と,まりんと花日とAから誘われた。けど,別に私達は・・・・・・と断ろうと思ったら,まりんが近付いて来て私にそっと耳打ちする。
まりん「そのブラ,多分サイズあってない。・・・・・・小さすぎるよ」
蓮華「言われてみれば・・・・・・ついでに,新しいの買っちゃう?」
さつき「まりんもそう思った?後,蓮華。それ乗った!どうせなら,お揃いにしない?」
蓮華「良いわね。それ」
結衣「え・・・・・・?」
NEXT❥❥❥
等々,続編移行です!
これからも,応援宜しくお願いします(*ˊᗜˋ)ノ゙ヨロシクオネガイシマス♡
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←𝒩𝑜.41〜コクハク〜age4
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 キセキの世代(−赤黒)「相...
作成日時:2023年10月22日 23時