12歳〜ちっちゃっなムネのトキメキ〜(アニメ沿いver.)vol.3 (ページ48)

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𝒩𝑜.40〜コクハク〜age3 ページ48

翌日。教室でモアイ像になる私とそのそばで征兄さんに怒っているお姉ちゃんに，事情を知った花日とまりんとAとさつきお姉ちゃんが声を掛けてきた。
花日｢結衣ちゃん，蓮華お姉ちゃん，大丈夫？｣
まりん｢まあまあ，桧山も征兄も悪気があったんじゃないんだからさ｣
A｢そうだよ。だからさ，蓮華ちゃんも結衣ちゃんも機嫌直しなって｣
さつき｢蓮華。等々，征君に裸見られたんだ。もう少しだけ後になるかと思ってたのに｣
蓮華｢私だって，そう思ってたわよ｣
お姉ちゃんとさつきお姉ちゃんは，一体何の話をしてるんだろう･･････。
いやそんな事よりも，全然大丈夫じゃないし，悪気は無くても見られた事実は変わらないんですが･･････。
そこへ，花日の彼氏の高尾優斗が現れた。｢おはよ｣と笑い掛けてから，花日の近くに来る。すると，それまで元気だった花日が急に大人しくなった。
花日｢高尾･･････おはよ｣
高尾｢一時間目，国語だっけ｣
花日｢う，うん。多分･･････｣
隣を意識しながらも，照れて目を逸らす花日に，高尾がクスッと笑った。
高尾｢多分，ってなんだよ｣
ツッコミを入れられて，花日は｢うー･･････｣と唸る(うなる)。
そんな花日に｢てかさ｣と顔を近づけて，
高尾｢こっち見ようよ｣
高尾が耳元で囁くと，花日の顔がみるみる赤くなった。
するといきなり，事件記者モードのトモヤがバシャバシャバシャ！チェキでスクープ写真を撮り始めた。さらに，リポーター係のエイコーが高らかに宣言する。
エイコー｢いただきました！新ゴロクー！｣
まりん｢ゴロク･･････？｣
A｢って何？｣
さつき｢まぁた，くだらない事始めたんだ｣
蓮華｢今度一体何を始めるつもりなのよ？まさか，優斗が花日に言った言葉を集めたりするつもり？｣
さつき｢まさか･･････ね？｣
まりんとAとお姉ちゃんとさつきお姉ちゃんの疑問に，カメラ片手にトモヤが説明を加える。
トモヤ｢オレ達は，リア充・高尾様のありがたーいお言葉を集める事にしたのだ！｣
蓮華｢当たりかよ！？｣
さつき｢冗談のつもりで言ったんだけど！？｣
赤司｢おい，蓮華。お前，朝っぱらから五月蝿い｣
蓮華｢ちょっ，どういう意味よ！？｣
黒子｢さつきさん，とりあえず落ち着いてください｣
さつき｢ごめん。驚いちゃって｣
青峰｢馬鹿すぎだろw｣
緑間｢大輝に言われたら，終わりなのだよ｣
青峰｢おいこら！どういう意味だ！｣
緑間｢まんまだが？｣
青峰｢死ね｣
お姉ちゃん達は何故か，喧嘩じみた事を始めてしまった。