𝒩𝑜.33〜キス・キライ・スキ〜age33 ページ41
花日「わざと失敗するってどういう事!?」
蓮華「嫌なんだけど」
さつき「意味わかんないだけど」
男子に聞かれたくない話をするからと心愛ちゃんとその取り巻き女子達は,私とお姉ちゃんそして蓮華お姉ちゃんを女子トイレに連れて行った。
そこで言われたのが「リコーダーのテストを女子全員で失敗する」という作戦だった。
心愛「だって男子ムカつくでしょ?人気投票したり,生理の事揶揄ってきたり」
花日「それは・・・・・・」
そうかもしれないけど,でも・・・・・・これは何だか,やり方が間違ってる気がする。
心愛「だからテストでわざと失敗して,男子に恥をかかせてやるの」
花日「で,でも,せっかく練習したんだし」
心愛「何悩んでの?あ。ペアが高尾くんだから,いい子ぶってる?」
心愛ちゃんはちょっと怖い笑みを浮かべて,私達の方へ顔を近付けてきた。
心愛「違うよね?高尾くんの事キョーミないって花日ちゃん,言ってたもんねぇ?」
ぐっと言葉に詰まってしまう。確かに言った。けど今は・・・・・・。
心愛「男子の味方したらどうなるか・・・・・・わかってるよね?」
心愛ちゃんは私達をじっと見て,脅すような低い声でそう告げた。
蓮華「知るかよ。まぁ,私は男子の味方するから。やれるもんならやってみな」
さつき「え?貴女みたいな,低脳でも出来る事なんてあるのかなぁ?私も,蓮華と一緒で男子の味方するから。やれるもんならやってみな」
お姉ちゃんと蓮華お姉ちゃんはそう言った後,心愛ちゃんに負けず劣らずの低い声でそう告げた。
続きは次回!
とうとう,リコーダーテスト開始です!
お楽しみ〜!
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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 キセキの世代(−赤黒)「相...
作成日時:2023年10月22日 23時