𝒩𝑜.12〜キス・キライ・スキ〜age12 ページ20
でも,これには皆納得した。何しろ心愛ちゃんはクラスの全員(−蓮華&赤司&さつき&黒子&青峰&緑間)が認める美少女だ。大きな瞳に,長い
心愛ちゃんは困り笑顔をキープしたまま,スーッと高尾の方へ寄って行った。
心愛「高尾くんも,心愛に入れてくれたの〜〜〜〜〜?」
高尾「いや。オレ,投票してないし」
何処までもぶっきら棒な高尾の腕を,心愛ちゃんは「またまたぁ〜〜〜〜」なんて言いながら,つんつんとつついている。
心愛ちゃんは高尾のことが好きで,何時も一生懸命アプローチをかける。でも高尾の反応は鈍くて,美少女の心愛ちゃんを特別扱いしたりしない。見慣れた光景なんだけど・・・・・・何故か今は,胸がチクッと痛んだ。
あれ?何で私,心愛ちゃんが高尾に近付くと嫌な気持ちになるんだろう。
私の疑問なんか吹き飛ばす様に,司会者エイコーが声を張り上げた。
エイコー「そして・・・・・・ワースト一位!ぜんっぜん人気がなかった可哀想な女子は──」
トモヤがまた,ダラダラダラダラ・・・・・・と口で効果音を入れる。
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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子 キセキの世代(−赤黒)「相...
作成日時:2023年10月22日 23時