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だけど、だから余計に大学へも専門へも行く気のないAに驚いているみたい
照「まあさっきも言った通りまだ悩む余地はあるからさ、ほんとに行きたくないならそれでいいし、これからやりたいことができるかもしれないしね」
照くんの言葉とそれと同時に帰ってきた翔太くんのおかげでその話は一旦おしまい
そこからはみんなそれぞれで
涼太「翔太おかえり、いま夕飯準備するから」
照「じゃあおれ先に風呂行ってくるわ」
翔太くんは荷物を部屋に置いたらリビングに戻ってきてソファで休憩してる
おれもやることないし翔太の隣にいれてもらうことに
「翔太くんてさ、なんで美容師になったの？」
翔太「え、なんだよ急に」
「おれ今進路考えててさ、参考にしたいなって」
翔太「いや、そんなちゃんとした理由ねえよ、ただなんとなくっていうか､､､」
「美容が好きだから？」
翔太「うーん、なくはないけど美容師ってそれとはまたちょっと違うかも」
「そうなの？ますます不思議」
翔太「んー、強いて言うならAがきっかけかなぁ？」
「え、A？」
翔太「ほら、あいつ美容院行くの好きじゃなくて髪の毛伸びて美容院行くことになるたびにギャン泣きでさ、酸欠にはなるしなんなら発作出るし、おれらにとってもAの美容院って天敵って感じで」
「へー、全然覚えてないや」
翔太「おまえの髪の毛はパパがテキトーに切ってたからね、でもAは女の子だからさすがに家では切れなかったみたい」
「それで？」
翔太「んで、美容院に若干無理やり行かせてたんだけど入院中はそうもいかないからさ、髪の毛伸び放題になっちゃって。後ろはそれでも別にいいんだけど前髪は目にかかると良くないし、切ろうってなったんだよね確か」
翔太「その場の思いつきだったからそのときいたの俺と辰哉だけでさ、ジャン負けで俺が切ることになって病室のベットのうえで袋広げて筆箱にあったハサミでジョキジョキいったわけよ笑」
「え、そんなことしたら怒られそう笑」
翔太「うん、結局看護師に見つかってめちゃくちゃ怒られた笑まだ子供だったからハサミ出して遊んでるって思われたみたい」
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kururinmikuru83(プロフ) - 今日初めて拝見させていただいて一気に見てしまうほど好きなお話です‼︎ぜひ家族のハナシ2の夢主の最期までのお話を見たいです‼︎これからも応援しております！ (2022年6月6日 20時) (
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作者名：菜月 | 作成日時：2021年12月29日 14時
