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短縮授業が終わり今日から通常授業が始まる
トト子か十四松と同じクラスになりたかった
今のクラス馴染めてない気がする…憂鬱だ。
「…はあ」
クラスに着くと隣の席の松野一松が顔を伏せて居た
なぜか机に大きな煮干し袋が置いてあった「うっ」椅子を引いたら
物音に気付いた
咄嗟に出た言葉は一言
「お、おはよう」
「………おは」
呆れたような顔をしてまた顔を伏せた
直後に廊下からバタバタと走る音が聞こえた
誰が来たか察して足に全体重をかけた瞬間、
「Aちゃーんおはよ!!」
予想通り抱きついて来たのは十四松だった
満面の笑みで私まで笑顔になっちゃいそう
先生が来て教室は静まり返った
先生は出席確認している
私の斜め後ろの席の人は今日も学校に来ていない
あれこのクラス松野兄弟2人居た気が……………。
教室のドアが勢いよく開いた
「ぎりぎりせーふ!!!」
鼻の下を擦る赤いパーカーを着た松野君
先生を含めみんな唖然としていたと思う
「……………アウトだよ」
思った事が声に出てしまった
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作者名:るゅ | 作成日時:2022年6月17日 19時