バボちゃんの中の人系女子。

Episode 14 ページ14

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「いやあお疲れお疲れ！」

『お疲れ様でーす』



カシャンという心地良い音とともにビールを喉に流し込む。

あ、つい先日20歳になりました。




親睦も兼ねて！ということで、和賀さんと飲みに行くことになり、今に至る。

下心あったりします？なんて聞いたら顔真っ赤にして否定された。可愛かった。





「あ、如月さんは彼氏さんとかいるの？だったらなんか申し訳ない...今更遅いか」


『その心配は全くありません』


キッパリと告げたらアハハと苦笑いする和賀さん、辛いよー(白目)




「和賀さんお幾つなんですか？」


『俺？26だよ、いいなあ如月さんは若くて』


「いやいや何言ってるんですか...てか、Aでいいですよ」


『あ、そう？Aちゃんって呼ぶねぇ〜』



和賀さんはほわほわしてて一緒にいて落ち着く。



『和賀さんの下のお名前何でしたっけ』

「颯だよ〜。立つに風で、はやて」



泡髭付けて笑う和賀さん超可愛いな。和賀さん推し。



『分かりました。じゃあ和賀さんって呼びますね』

「？名前じゃないの？」

『知りたかっただけです。』



Aちゃんって不思議だね〜と唐揚げを頬張る和賀さん、もう3つ目ですよ。




...そういや、不思議って、石川さんにも言われた。





あの人はほんとに何なんだろう。


変わってる。変わりすぎてる。





というか明日から石川さんと会うのなんか気まずいなあ。バボちゃん挟んでても目は合うし。


後は和賀さんにバレないようにしないと。ごめんなさい、罪悪感が半端ない...。






「あれ、誰か来た」



と思ったら店員さん。

別室にいる団体がこの状態で貸し切りたいという申し出をされたらしい。


「いいですよー。大丈夫だよね？」


『平気です！あ、御手洗行ってきますね』


「いってらー。4杯目頼む？」


『よろしくお願いします』



和賀さん度数高いやつ頼み始めたよ、まさか酒豪？



なんて考えながらフラフラトイレまで歩く。




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ドンッ




はあ、前を見てないと巨人にぶつかるのはもう分かったよ神様。

2回目は、勘弁です...






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皆さんからみて和賀さんどうですかね？笑
個人的に好きなキャラです。



個人的にスパダリは関田さん。関田さんみたいな旦那さん欲しいです...


たくさんのコメント、1000お気に入りありがとうございます。返せないのごめんなさい...

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