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それからの一週間はあっという間に過ぎ、ようやく退院できた。
「病院って退屈ですね…」
松「ならもう入院するような怪我するなよ?」
「はーい」
松田さんの車で病院を後にして、今は彼の家に向かっている。
松「今夜は降谷が飯を作りに来てくれるらしいぜ」
ポアロ以外で食べる初めての降谷さんのご飯!
「楽しみです!それより、松田さんは今日お仕事ないんですか?」
松「終わらせた」
え?まだ昼前だけど?
よく見ると、松田さんの目の下にはクマができている。
「徹夜ですか?」
松「…ノーコメントだ」
「そんな事で、何かあった時どうするんですか?」
松「問題ねえ」
問題大ありだ。
松「お前を一人で帰すわけにはいかねえだろ」
「暇人の知り合いならいますよ?」
松「俺が迎えに来たかったんだよ!」
言わせんな!と言った松田さんの顔は少し赤くなっていた。
…可愛いかも。
とか言ったら怒られるから言わないけど。
松「A」
「何ですか?」
松「これからはグイグイいくからな」
どういう意味??
松「……意味分かってねえな?」
「はい」
松「降谷には負けたくねえんだ」
「何か競ってるんですか?」
松「お前…。なんか虚しくなるだろ」
知らないし。
松「まぁいい。とりあえず、帰るぞ」
「はい!」
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焔彩(プロフ) - アオさん» ご指摘ありがとうございます!気を付けます! (2018年6月14日 11時) (レス) id: 5e6d9dd208 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 「可愛そう」じゃなくて、「可哀想」だと思います。 (2018年6月14日 8時) (レス) id: 48b43752b9 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください。 (2018年6月10日 14時) (レス) id: 8bae2088af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焔彩 | 作成日時:2018年6月10日 14時