ママにあいたい。【文豪ストレイドッグス】【ママにあいたい。】

＊二十五 ページ25

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「あっ！おはようございます！気分は如何でしょう？怪我とかありますか？」



どこかで見た事のあるような男の子(？)は、僕にそう声をかけた。



辺りは薄暗くて独特の雰囲気を放っていた場所から、どこか安心出来るような３番目のお姉ちゃんがかつていた部屋へ変わっていた。



僕はきっとカンシから逃げたあとに眠ってしまったのだろう。
１番目のお兄ちゃん達に気づいたところから記憶があやふやなのが証拠だろう。


相変わらずヒビが目立つ壁は前に来た時となにも変わっていない。
変わったことを挙げるならば、それはこの目の前にいる子の事だろう。



たれ目と華奢な鎖骨と赤い目が特徴的彼(？)は、優しいオーラが隠しきれずに滲み出ている。



「うん、無い……けど、もしかしてキミは僕とあったことある……よね？」



後半から僕の声の音量が小さくなっていってしまう。



そんな僕とは対照的に、彼(？)は表情をぱぁっと明るくして、



「そうです！あの時助けていただいたタネでございます！！」



……と云った。



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久々の更新なのに短いいいい！！！

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