御伽草子３９４ ページ8
料理は生姜焼きで、二人は嬉しそうに頬張っている。
結花「あっちではちゃんと食べてたんじゃないの？」
主人公「戦国時代だから、お肉はないんだよ。山菜とかばかりかな。」
優斗「そうだな。」
結花「じゃあしっかり食べていきなさい。」
祖母「これからまた戦いも激しくなるじゃろう。」
祖父「気を付けるんじゃぞ。」
主人公「ありがとう、母さん、婆さま、爺さま。」
結花「次はいつ行くの？」
主人公「かごめちゃんが明日も授業受けるって言ってたから、多分その後になると思う。」
結花「そうなの？じゃあ、少しはゆっくりできるじゃない。」
主人公「うん。ゆっくりしていくつもりだよ。」
そうして、彼らは久しぶりの現代を満喫することとなった。
戦国の世に、ある危機が訪れようとしていたことなども知らずに＿＿＿
そして次の日。
主人公は学校を終え、優斗と共に井戸へ向かう。
主人公「じゃあ行ってきます。」
結花「行ってらっしゃい。気をつけるのよ。」
主人公「うん！」
優斗「行くぞ。」
結花に見送られ、二人は井戸に飛び込んだ。
いつもの幻想的な空間が二人を包み込み、時を超えていく。
主人公「よいしょ、と…」
優斗「また荷物増やしたのか？ほら持つよ。」
主人公「あ、ありがとう優兄ちゃん…」
優斗は主人公の大きなリュックを背負う。
そしていつもの様に、かごめと合流した。
主人公「かごめちゃん！」
かごめ「あ、主人公ちゃん！優斗！」
優斗「待ったか？」
かごめ「ううん。私もさっき来たの。さ、行きましょう！」
三人はそうして、一行がいるであろう楓の村へと向かった。
しかしその途中
主人公「ﾄﾞｸﾝｯ)！」
優斗「主人公？」
かごめ「どうしたの？」
主人公が何かの胸騒ぎを覚え、顔色を悪くした。
主人公「い、いや…(何、今の…？何だか、この先に行っちゃいけないって私の中の何かが言ってる…いったい、何があるっていうの…？」
主人公は胸をざわつかせながら、犬夜叉たちとの合流を目指した。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
