御伽草子３９３ ページ7
主人公「晃？晃は別に幼馴染として付き合いあるし、付け入る隙とか関係なくない？」
梓紗 舞「「(こりゃダメだ…」」
主人公の鈍感さに二人は苦笑していた。
梓紗「んで、そのヘンテコ名前一号とはどうなの？」
主人公「え？」
舞「私もそれ聞きたいなぁ。上手くいってるの？」
主人公「いや別に…上手くいってるとかはないと、思う、けど…」
主人公は少し頬を赤くし、ココアを飲みながら答えるが
梓紗「へぇ…上手くいってるんだぁ？」
主人公「だから別に！」
舞「いいじゃない。主人公ちゃんが幸せなら、私も梓紗ちゃんも安心するよ。」
と、舞の笑顔に主人公はそれ以上何も言わなかった。
主人公「(私の勝ち目なんて、あるはずない…桔梗だけじゃなくて、蓮もいるし…むしろ戦国時代にいること自体がありえないことに変わりはない…身を引かなきゃいけないのはきっと、私なんだよね…」
主人公はそんなことを考えながらココアを飲み続けたのだった。
その夜＿＿＿
優斗「主人公、テストどうだったんだ？」
主人公「何も聞かないで優兄ちゃん……」
夕食前、主人公はリビングで項垂れているところを優斗に声をかけられた。
優斗「帰り道に晃に会ったが、別に余裕だったっつってたぞ？」
主人公「それはあいつが頭いいからでしょ！昔からムカつくくらい頭良いし、馬鹿にしながら教えてやろうかっていつも言ってくるし！上から目線本当に腹立つのよー！！」
結花「主人公声が大きいわよ〜。」
主人公はジタバタとしながらそう叫ぶ。
優斗「(その度に俺があいつに灸を据えてたんだけどなぁ…懲りずにあの男、俺の可愛い主人公にベタベタしやがって…」((
主人公「ほんとにあいつぅ…」
結花「はいはい。テストはもう忘れてご飯にしましょう。」
優斗「母さん、テストは忘れちゃダメだろ。」
母、結花の言葉に優斗が呆れながら言う。
そして机にはいつもの夕食が出され、祖母と祖父も椅子に座った。
主人公「いただきまーす！」
主人公は久々の家族との食事に喜びを感じ、料理を口に含む。
主人公「美味しいぃぃ…」
優斗「こういうのは久々だからなぁ。」
優斗もそう言いながら料理を食べていく。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
