御伽草子４３５ ページ49
その時
豹猫《ﾆｬｰ…》
七宝「うぅ！？」
一行の周りはいつの間にか豹猫たちによって囲まれていた。
そして
夏嵐「っし！」
豹猫族の夏嵐が現れた。
それを見て
犬夜叉「来やがったな！」
犬夜叉は鉄砕牙を抜き
犬夜叉「でや！」
鉄砕牙を振るが、夏嵐はそれを簡単に避ける。
それを合図とするかのように、豹猫たちは一行に襲いかかる。
珊瑚「ふっ！」
弥勒「くっ！」
優斗「ﾁｯ！」
七宝「主人公ー！かごめー！どこじゃー！？」
七宝も豹猫に囲まれ
七宝「うっ！てい！」
煙筒でその場をしのごうとするが、やはり効かず追いかけられる。
犬夜叉「七宝！風の傷！」
犬夜叉は見兼ねて風の傷を放つ。
七宝「うわぁあ！」
弥勒「滅多なことをするな！どこに主人公様とかごめ様がおるかわからんのだぞ！」
優斗「大技を使うんじゃねぇ馬鹿！」
弥勒と優斗がそう言うと、犬夜叉は鉄砕牙を構え直した。
すると豹猫たちが逃げていく。
犬夜叉「！待て！」
犬夜叉たちはそれを追いかけた。
犬夜叉「逃がしゃしねぇ！」
一行は豹猫を追い詰める。
すると
夏嵐「まったくせっかちな奴らだねぇ。」
夏嵐が屋根の上に立っていた。
夏嵐「結界を勝手に開けて入ってくるなんて。」
犬夜叉「おい！主人公とかごめをどこにやった！？」
夏嵐「今は無事だけどね。」
犬夜叉「答えやがれ！」
優斗「二人に何かしやがったら、ただじゃおかねぇぞ！」
二人がそう言うと
夏嵐「あの月が中点に差し掛かったら、御館様の生贄に捧げるよ。」
犬夜叉「てめぇ…！」
犬夜叉は夏嵐に睨みをきかす。
夏嵐「もちろんお前たちも一緒さ。」
その時
ｼｭｩｩ
家のあちこちから黒い煙が吹き出した。
七宝「何じゃ！？」
弥勒「何だこの煙は…！」
珊瑚「大丈夫。強い臭気があるだけだ。」
優斗「臭気なら、それもまずいんじゃねぇか…」
七宝「うぅ！これはたまらん…！」
雲母「ｸﾞｩｩ…」
七宝は鼻を押さえ、雲母は変化が解かれた。
同時に
ｶﾞｯ
犬夜叉「ｯ、くそ…」
七宝「しっかりするんじゃ犬夜叉！」
犬夜叉は手が震え、鉄砕牙を持ち上げるのもままならなくなっている。
犬夜叉「力が…」
夏嵐「ははは！凄い臭いだろ？あたしらでも堪らないが、犬にはもっときついだろうね。」
弥勒「犬夜叉封じの罠というわけか。」
夏嵐「予定とはちょっと違うんだけどね。」
夏嵐がそう言えば、豹猫たちは槍を一斉に投げた。
弥勒、珊瑚、優斗はそれを折っていく。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
