御伽草子４１５ ページ29
冥加は潰れて、ヒラヒラと犬夜叉の手の平に落ちていく。
冥加「奈落の結界のことならお任せあれ！」
犬夜叉「何か知ってんのか！？」
冥加「それを伝えるために、こうして馳せ参じた次第で…」
犬夜叉「教えろ！教えれば主人公の血いくらでも吸わせてやる！」
主人公「ちょっと！何で私なのよ！？」
主人公は犬夜叉の言葉に反抗する。
冥加「冗談を言ってる場合ではございませぬ犬夜叉様！一刻も早く【百鬼蝙蝠】の巣に向かうのです！」
かごめ「百鬼蝙蝠？」
冥加「西の海辺にある村の近くに【百鬼蝙蝠一族】の巣があるのじゃが、そこは強い結界で守られていて誰も手が出せん。代々結界の守り役がおるのじゃ。その守り役の妖怪を��斬る��のです。」
犬夜叉「…」
冥加「すなわち、それは強い結界を張る力を持つ妖怪の血を、鉄砕牙に吸わせるということ。」
弥勒「強い者を斬る事で、鉄砕牙は敵の妖力を吸い取り…」
珊瑚「鉄砕牙は強くなるってことだね。」
優斗「斬った相手の妖力を吸い込む、か…」
そして
冥加「うん。そういうことですじゃ。では主人公、血…((ﾊﾟﾁﾝ がみょーん……」
冥加は主人公の血を吸おうとしたが、主人公に叩かれてしまった。
犬夜叉「だったらとっとと行こうぜ！妖怪退治か！そんなんでこの鉄砕牙が強くなるってんなら、百匹でも千匹でもやってやらぁ！」
そうして一行は、弥勒のお供であるハチに乗って、その場所を目指すことに。
そして朝＿＿＿
無事西の海辺の村に着いた一行は、何やら村人に襲われている女を見つけた。
そして女が殴られそうな場面を見て
ｶﾞｼｯ
犬夜叉が間に入っていった。
村人「な、なんだおめェは！？」
犬夜叉「今【百鬼蝙蝠】と言ったな？そいつらの巣の場所、教えな。」
かごめ「大丈夫ですか？」
主人公「酷い怪我…」
主人公たちは怪我をした女の元へ駆け寄る。
弥勒「寄って集って、ご婦人に酷いことを！」
優斗「見過ごす訳にはいかねぇな。」
村人「巣の場所なんて、俺たちが知るもんけえ！」
村人「そこの女に聞きやがれえ！何しろその女は、人間のくせに妖怪の、【百鬼蝙蝠】の子を生んだア バズレなんだからよ！」
一行「「「！！」」」
村人の言葉に一行はその女を見つめた。
主人公「(妖怪の子を生んだ…？」
すると女はとても悔しそうな顔をし、犬夜叉はそれを見つめていた。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
