御伽草子４０１ ページ15
無双「俺が何の為に、妖怪に体を食わせたと思ってる？俺は四魂の玉と精霊石と自由な身体を手に入れ、蓮を引っ攫って、この穴から出ていこうと思っただけよ。桔梗もそうしようと思ったが、桔梗なんかよりよっぽど力のある蓮の方が俺は欲しかった。ところがいざ新しい体になってみると、全然思い通りにならなかった。俺が穴から出て最初にやったことは、蓮を俺のモノにすることだった。あいつに嘘を吹き込み、あいつはまんまと乗せられたと思った。これで蓮は俺のモノだ！そう思ったさ。だがあいつはいざ俺のとこに来れば、四魂の玉と精霊石を使って俺を殺そうとしてきやがった！惚れた半妖と桔梗の為とかぬかしやがってな！だから殺 してやったんだ！だが最後まであいつは俺を睨みつけ、四魂の玉と精霊石を守った。その後は桔梗を手に入れてやろうと思ったさ。だが桔梗も、半妖の後を追って死んで行った。」
犬夜叉「ｯ…！てめぇが、てめぇが蓮を…！」
犬夜叉はその話に拳を強く握りしめる。
かごめ「蓮が死んだ原因が、奈落だったの…？」
主人公「蓮も、奈落の被害者だった…」
主人公も衝撃の事実を上手く受け入れられずにいた。
無双「蓮は死んだ。四魂の玉も桔梗の亡骸と共に消えた。その時、誰かが俺を深くて暗いところに閉じ込めやがった。」
犬夜叉「それが奈落か…！」
無双「それから、どれくらい眠ったかは分からねぇ。気がついたら俺は外の世界におっぽりだされていたのよ。」
弥勒「(こいつは何も覚えていなかった。奈落のことすら…)お前は奈落から何の命令も受けていないのか？」
無双「ﾌｯ、俺は誰の命令も受けねぇ！気に入らねぇ奴をぶっ 殺 して、焼き払うだけだ！さしあたって犬夜叉、てめぇからだ。おいなんで生きてんだ？蓮と桔梗は死んだってのに！」
無双の妖気が強まり、腕から鋭い棘のようなものが出てくる。
犬夜叉「お前こそ、今頃蘇ってきやがって…！蓮のことを聞いたからにゃ、俺はお前を許さねぇ！」
無双「お前を殺 したら、次はあの女だ。」
主人公「！」
無双は犬夜叉から主人公に目線を移した。
しかし
犬夜叉「主人公に手を出すんじゃねぇ！俺が相手してやるぜ！」
無双「おーおー、やってもらおうじゃねぇか！」
その時、上空に最猛勝が飛んできた。
珊瑚「毒蟲！」
弥勒「楓様と主人公様とかごめ様はお下がりください！」
弥勒に言われ、三人は後ろへ避難する。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
