御伽草子３９８ ページ12
その頃犬夜叉たちは
七宝「のぉ、犬夜叉？」
犬夜叉「何だ？」
七宝「オラ達、何処を目指しとるんじゃ？」
犬夜叉「奈落の城だ。」
奈落の城を探すべく歩き続けていた。
七宝「目星はついておるのか？」
犬夜叉「んなわけねぇだろ。」
七宝「闇雲に歩いとるのか。」
犬夜叉「ばーか言ってるんじゃねぇ！無双が来た方向を逆に辿ってるんだ！」
珊瑚「襲われた村に寄ってみるかい？」
弥勒「野党達が殺された場所にも寄ってみましょうか。」
優斗「手当り次第、手掛かりを見つけるしかねぇな。」
そう話をしていた時＿＿＿
犬夜叉「！」
犬夜叉が立ち止まった。
その目の前には
犬夜叉「神楽…」
神楽の姿があった。
神楽「よぉ。」
犬夜叉「テメェ、何しに現れた？」
犬夜叉は鉄砕牙に手を掛けるが
神楽「戦いに来たわけじゃねぇよ。無双の居場所を教えてやろうと思ってね。」
珊瑚「無双だって？」
弥勒「奴め、生きていたのか！？」
優斗「風の傷を受けて生きてやがるなんて…」
しかし
犬夜叉「何となくそんな気がして仕方なかったが、何でお前がそれを教えに来やがる？」
犬夜叉は手応えが感じられずにいたようだ。
神楽「蓮と桔梗と鬼蜘蛛が過ごした洞窟は知ってるだろう？無双はそこに向かっている。」
犬夜叉「な、何だと！？」
弥勒「あの洞窟に無双が！？」
優斗「何で洞窟に…」
神楽「確かに伝えたぜ。じゃあな。」
神楽はそう言うと扇子を広げ、立ち去ろうとする。
弥勒「待て！これは奈落の差し金か？」
神楽「さぁね。」
弥勒「奈落は犬夜叉の秘密を知って…((犬夜叉「余計なこと言うんじゃねぇ弥勒！」
神楽「秘密？私は、何にも見てねぇよ。」
ﾊﾞｻｯ
神楽はそれだけ言って空へと消えていった。
犬夜叉「あの女、何考えてやがるんだ？」
弥勒「神楽は一度、四魂の欠片を持って逃げようとした…」
珊瑚「奈落に絶対服従してるってわけじゃないらしいね…」
優斗「神楽は奈落に教えてないってことか？犬夜叉の朔の日の秘密を…」
犬夜叉「だからってみかたじゃねぇ。」
七宝「だけどどうするんじゃ？」
犬夜叉「無双のことか？神楽の言うことを素直に信じるのもな…」
弥勒 珊瑚 優斗「「「え？」」」
七宝「珍しいのぉ…いつもの犬夜叉ならすぐたたっ斬りに行くじゃろうに。」
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
