御伽草子３９７ ページ11
すると
？「犬夜叉ー！」
遠くから誰かが犬夜叉を呼んだ。
その方向を見ると
主人公「楓様！」
楓が主人公達の方へ歩いてきていた。
楓「いったい何があったのだ？」
犬夜叉「今頃遅せぇんだよ。」
楓「ん？どうしたんだ？」
犬夜叉「何でもねぇ。カタはついたんだ。……ついたはずだ…」
犬夜叉は意味深にそう呟いた。
吹き込む風は、あまりスッキリとしないものだった。
それから
犬夜叉「じゃあな。」
主人公「ねぇ、本当にいいの…？」
犬夜叉「あぁ。お前はかごめとしばらくあっちに帰ってろ。」
主人公はかごめと共に現代へ帰ることとなった。
主人公「珍しいね。いつもは勝手に帰るなとか言って帰るの邪魔するくせに…」
犬夜叉「いいって言ってんだろ今回は。」
主人公「そう？まぁ、少し勉強したいし、帰れるなら有難いけど…」
かごめ「主人公ちゃん、みんな心配してるのよ。」
弥勒「主人公様はしばらく身を潜めていた方がいいでしょう。奈落の企みがハッキリするまでは。」
珊瑚「そうだね。」
七宝「何か不安じゃもんな。」
優斗「奈落はあっちまで追ってくることは出来ねぇからな。」
主人公「…そっか。それじゃあそうしよう、かな…」
主人公は少し悲しげな表情を見せたのだった。
しかし
主人公「本当に帰ってた方がいいのかな…」
かごめ「主人公ちゃん…」
主人公は井戸の淵に座って、少し悩んでいた。
楓「その無双とかいう者、正体は分からんがお前を捕らえようとしていたのだろう？」
主人公「うん…だけど無双は、犬夜叉が風の傷で倒した…」
楓「はあ…あの犬夜叉にしては用心よのぉ。」
かごめ「犬夜叉、何か納得してなかったんじゃないかな？主人公ちゃんを危険な目に遭わせたくないって気持ちは理解できるし、今は少しでも離れてた方がいいと思うわ。」
主人公「…うん、それは分かってる…だけど、今まで色んな分身と戦ってきたけど、ここまで犬夜叉が用心するのは初めてだと思う…」
楓「奈落か…わしも嫌なものを感じる…ちと見に行ってみるか。」
主人公「？何を？」
楓「お前たちは実家に戻るがいい。わしは洞窟に行ってみる。」
主人公「洞窟…？」
かごめ「もしかして、あの…？」
二人はそれに見覚えがあった。
楓の言う洞窟＿＿＿
それは、鬼蜘蛛の洞窟のことであった＿＿＿
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
