変人が57人 ページ10
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『うげ』
「…………こっちの台詞だろ。おい近寄んな、菌が伝染る……伝染るって言ってんだろ！！」
『近寄んなって言われると近寄りたくなる』
「お前、頭大丈夫？」
観客席を離れ、トイレに行った帰り道物凄く会いたくないやつに遭遇してしまった。………そう、中学からの同級生、佐久早聖臣。引くほどの潔癖症がアイツの特徴だ
『それにしてもまだワカメみたいな髪の毛してんだね、ウケる』
「お前の頭かち割ってやろうか」
『はーーん、やれるもんならやってみろよ触れないくせに』
「ハンマー使えばお前に触らなくて済むだろ。来い」
『そんなこと言われて行く人はいません』
そんな言い合いをして睨み合ってると「あ、いた」とほんわかボイスが聞こえてきた
『あ、』
「お、Aじゃん」
「また面倒なのが来た……」
『やっほ小森！いつも佐久早のお世話大変だね！』
「誰が誰のお世話してるって？」
この子が君のお世話してるに決まってるでしょ
そんなことを言うとまたしつこく言われそうなのでお口をチャック
と、トントンと肩を叩かれた
「荒川、クロが呼んでる」
『えっっっ孤爪くんが呼びに来てくれたの！！！？何それ！！！！！！！！好き！！！♡♡♡♡』
「……………は、アイツ誰」
「いや〜〜、ハハ………」
孤爪くんが私の肩に触れた！！？？？えっっ肩洗えない！！！どうしよ！！！！！
佐久早が闇オーラを放ってることなんて知らず、そっちのけで孤爪くんと目を合わせて話す
『黒尾さんに呼ばれて行くのは嫌だけど孤爪くんと一緒に行けるなら死んでも行く』
「いや死なないでよ」
『孤爪くんがそう言うなら絶対死なない！！！！♡』
はああああ会話できてる幸せ！！！！！♡♡♡♡
孤爪くんと一緒に歩いて行こうとすると「おい」と佐久早にとめられた
チッ なんだよ、幸せタイムを邪魔すんな………
『何』
「…そいつ誰」
『見てわかるでしょ！！うちの！チームの！セッター！！』
「セッターまでは分からないんじゃないか？」
『興味無さすぎでしょウチに！！』
続く (更新停止中)
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ゆゆーた - おおっと！！おみおみ嫉妬か！！？いい！！好き！！ (2020年8月9日 13時) (
レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチソーダ(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2020年6月2日 19時) (レス) id: 4d85fa1263 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 続編おめでとうございます！！ めっちゃ面白いし、神ってます！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月1日 10時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーチソーダ | 作成日時：2020年5月30日 18時
