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変人が50人 ページ3

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『そういえば予選今年8月後半ですよね』









部活終わり、皆で話しながら帰る、これは日常。
私がぽつりと呟くと「あーそうだなー」と黒尾さんが言った。









夜「いつ予選トーナメント出るんだっけ?」
黒「知らん」

『使えねぇ先輩』ボソッ

黒「聞こえてっっぞ!!!!!!」









少し後ろを歩いていた私はいきなり振り向く黒尾さんに反射的に蹴りをいれてしまった。

いや今のは黒尾さんが悪い、絶対。









黒「つか研磨、歩きスマホやめろって言ってんだろ」
孤「うーん………」

『えっっ何その空返事、可愛い!!!!黒尾さんに興味無さそうに返事するのツボなんだけど!?何その可愛さ、天使だったのね孤爪くん!!!!』

夜「だからお前はうっせぇ!!」









大声を出すと、バシッと肩を夜久さんに叩かれる。それに私は鼻で フッ と笑ってしまった。









夜「何だよ」

『いや夜久さん私より背低いから頭叩けないんだなって思って』

夜「……」

『いだっっっ!!?』








煽ると、いつもリエーフにしてるみたいに回し蹴りをされた。

夜久さん小さいのにどこからそんな力が……こんなこと言ってるとまた何かされる。やめよ。









灰「あーAさんも背高いですもんね!俺と20cmしか変わんない!」

『できるなら私身長変わりたいよ…夜久さんと』

夜「死にてえの?お前。お望み通りやってやろうか」

『丁重にお断りさせていただきます!』









ぺこりと頭を思いっきり下げ、黒尾さんと孤爪くんのいる所に紛れる。

夜久さんはリエーフに八つ当たりをしていた。

ざまぁみろ、リエーフ!!!!!!!!!!









『ところで孤爪くんっ!アップルパイ好きなんだよねっ!?』

孤「…そうだけど」
黒「え、俺の存在無視?」

『私、お菓子作り得意なんだけど、どお!?アップルパイ!!作ったら食べてくれるっ????♡』









黒尾さんを無視して、そう聞くと孤爪くんはスマホから顔を上げて、一瞬目を合わせたと思ったら、スっとスマホに目を戻して「うん」と小さく呟いた。









『………エッ、何今の、超♡絶♡天♡使♡だったんですけど見ました???黒尾さん、見ました????』

黒「さっきまで俺存在すら無視されてたよな?」

『何でそんなに可愛いの孤爪くん…もしかして人間界の方ではない????やっぱり天からの贈り物だったのね…』

黒「あー、話聞かないパターンね」

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ゆゆーた - おおっと!!おみおみ嫉妬か!!?いい!!好き!! (2020年8月9日 13時) (レス) id: 2c738b4342 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチソーダ(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします(^^) (2020年6月2日 19時) (レス) id: 4d85fa1263 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!! めっちゃ面白いし、神ってます!更新頑張ってください!応援してます! (2020年6月1日 10時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピーチソーダ | 作成日時:2020年5月30日 18時

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