5.戦功叙勲式 ページ17
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戦功叙勲式が始まった。
魔法騎士の階級は魔法帝をトップに、一等から五等の五つに分けられる。
年一回開催される叙勲式までに、規定数の星を取得していると、等級が上がり、魔法帝より、新しい等級が授与される仕組みとなっている。
ユリウス「星取得数7。紅蓮の獅子王団、レオポルド・ヴァーミリオン。
君に、二等中級魔法騎士の称号を授与する。__________」
『(早く終わんないかなぁ…)』
ユリウス「______星取得数9。黒の暴牛団、A・アグネス。」
『(っえ、俺?)』
Aは?を浮かべながらも前に出る。
数人「(誰だ、聞いた事ない奴が出てきたな…)」
ユリウス「君に、一等中級魔法騎士の称号を授与する。」
『(………一等中級魔法騎士?)』
ユリウス「数少ない魔法でよく凌いできたね。
調査任務の報告、いつも完璧だよ。
ただし、1人でいつもこなすのではなく、共同任務も増やそうね。それと、ちゃんとアジトに帰ってこようね。」
『(あれ、俺そんな星獲得するほど仕事したっけ?)』
Aはまだ?を浮かべながらも、無言で頷き、元の場所へ戻る。
アスタ「A先輩、凄いな」
【いや、俺は全く知らないんだけど。
ただ単に任務こなしてだけよ?】
ユリウス「_______皆大義だったねぇ。
さて、これから簡単な席を設けてあるから、楽しんでいってくれ。
あーそうそう。今日は特別ゲストも呼んであるから、大いに交流してくれたまえよ。ハッハッハッハッ!」
皆がアスタ達の方へ視線を向ける。
『(え待って、注目されてる。無理、誰か助けて。)』←
マルクス「魔法帝、________」
ユリウス「_用ができちゃったから、ちょっと抜けるけど、皆楽しんでてくれ。ハッハッハッハッ!」
アスタ「えぇ…」
そう言い、魔法帝は会場を出ていく。
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Aside
待って称号授与されるとか聞いてない。
てか、用意してあるって、もしかして仕組んだ?
いや怖。←
どうしよう、注目されてる。
まずこの視線をどうにかしないと。
そうだ、トイレということで抜ければいい。
早速…
【アスタ、トイレ行ってくるから少し抜けるね。】
アスタ「何言ってんだ?トイレならさっき行ったばかりだろ?」
『「…………」』
俺の性格知ってんだろ!
察せよこのバカスタ!
?「先の魔宮攻略任務、俺の方が上手くやれた。」
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R(プロフ) - 響輝さん» ありがとうございます…!!できるだけ短期間でできるよう頑張っていきますので、お付き合い下さい! (2021年11月4日 7時) (レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
響輝(プロフ) - Rさん» 作品読ませていただきました。更新再開するの待ってます…!! (2021年11月3日 23時) (レス) @page43 id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 了解です! (2021年10月19日 15時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 舞さん» リクエストありがとうございます!本編での絡みが少なそうなので、番外編ということで作らせて頂きます! (2021年10月19日 15時) (レス) id: 7cbfc4d8f3 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - ノゼルとフエゴレオンと魔法帝と絡んでほしいです特にBのLの方で(多めに)← (2021年10月19日 15時) (レス) @page28 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:R | 作成日時:2021年10月16日 17時