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七人のカラフルな小人 ページ5
．
「 〜〜〜は！…ん？ソファ？」
意識が戻ったら
何故かソファで寝てて。
「 …やっぱり疲れてたんや。」
きっとさっきのは夢だったんだ。
その証拠にあの子供たちは
もう居なくなってる。
にしても、リアルな夢だったな。
足に感じた小さな手の感触を思い出す。
時計を見ればお肌のゴールデンタイムは、
とうに過ぎていて
「 お風呂入らな 」
重たい腰を上げようとしたけど、
私の腰はまたソファに逆戻り。
というよりかは、単に腰を抜かした。
何故かって？
？「 ん！おめめしゃめたの？」
？「 そうみたいやな、のぞむ皆呼んできてくれる？」
？「 あい！」
そこには凄い唇が分厚い男の子と、
先ほど足に抱きついてきた男の子が居て。
？「 どうも。」
「 ど、どうも？」
そう言って正座してる
唇が分厚い方の子は
随分と大人っぽく見えるけど、
おそらくまだ５、６歳の男の子。
？「 皆揃ったら説明しますんで。」
「 そっか、ありがとう？」
それからすぐに
？「 じゅんたよんできた！」
？「 ん、ありがとな？」
？「 んふふ。いーえ！」
ドタドタドタと階段を降りる音がして
私が意識を飛ばす原因であった
七人のカラフルな子供達が揃う。
．
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作者名：のみやさん。 | 作成日時：2017年3月16日 17時
