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「銃兎さんは、今まで何人の人と付き合ったことあるの?」
私は、二人だよ。
中学の頃に一人、幼馴染だった男の子と三ヶ月だけ。
もう一人は高校に入ってからすぐ、でも二股してるって分かって一ヶ月で別れちゃったよ。
今思えばどっちもそんなに好きじゃなかったのかも。
「どんな彼女だったの?」
可愛い系?
綺麗系?
私よりもっともっとお姉さんっぽい人だった?
私みたいな人も……いたのかな?
「……体だけの関係、とかもあったのかな」
銃兎さん、大人だもんね。
そういう人だっているよね。
私もあと二年で大人だから、分かるよ、そういう関係も時には必要だって。
でも……銃兎さんにそういう人がいるのって、ちょっと嫌かも。
「ねぇ……どうやったら……貴方と……」
もっと近づける?
もっともっと、
銃兎さんに近い存在になりたい。
私が手を伸ばして、届くところに銃兎さんにはいて欲しい。
暗闇でも、見つけられるくらい……近く、深く、ありたい。
「銃兎さん……」
ガチャ
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おたくちゃん - ゴハァ(吐血)最推し...尊い... (2021年5月7日 21時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - コメント失礼します。一気読みしてしまうくらい面白かったです。そして、めっちゃドキドキしました(*´ω`)この物語、大好きです! (2021年1月3日 20時) (レス) id: e7a52269e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月斗。 | 作成日時:2020年12月17日 7時