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ななもり。side
『ん、んん…』
パチッと目を覚ましたAくん。
な「あ、起きた？」
俺は、傍の椅子で携帯を弄りながら聞いた。
すると、Aくんは
『ごめん…』
としょんぼりと眉を下げた。
こんな姿も愛くるしいなぁと思ってしまう俺はそろそろ末期だと思う。
な「ううん、大丈夫？」
俺は平然を装い質問する。
『うん、ごめんね、迷惑かけちゃって…』
もっと頼ってもいいのにな、なんて思いながらも俺はAくんに体温計を渡す。
ピピッと無機質な音がなり、体温計を見る。
表示された数字は37.4を示していた。
な「まだあるね…」
『他のメンバーは？』
な「ころちゃんとるぅとくんは枠、莉犬くんとさとみくんは買い物、ジェルくんはいるよ」
そんな話をしているとガチャっとジェルくんが入ってくる。
ジェル「体調大丈夫？」
『うん、迷惑かけちゃってごめんね』
ジェル「ええよ、仲間なんやし」
ふわりと微笑み、Aくんの頭を撫でたジェルくん。
『ありがと…』
えへへと照れるように笑い、また眠りについた。
そして2人で部屋を出て、リビングに行く。
な「譲らないから」
ジェル「なーくんのじゃないやろ？」
バチバチと火花を散らす。
な「いつか俺のモノにするよ」
ジェル「いや、俺のモノにしたる」
Aside
『ん…』
パチッと目を覚ます。
むくっと起き上がると、おでこに乗っていたタオルが落ちる。
キョロキョロと周りを確認する。
メンバーはいない。
枕元にあった、体温計を脇に挟む。
ピピッという合図が鳴り、確認すると36.4を示していた。
『治った…！』
俺はベッドから立ち上がって、リビングに向かった。
リビングに入ると2人の影が。
『なーくんとジェル…？』
な「おはよ、体調どう？大丈夫？」
『熱も下がったみたいだしな』
ジェル「無理しんといてな」
『おー、気をつける』
「「ただいま！！」」
という明るい声とともに帰ってきたのはさとみと莉犬。
莉犬「夜ご飯の材料買ってきたよー！」
『おお、ありがとな』
さ「今日はきつねうどんです」
『うどん…っ！！』
俺は思わず目を輝かせた。
さ「じゃ、俺と莉犬で作ってくるわ」
莉犬「キッチン借りるよー！」
『ん、お願いします』
「「ただいまー」」
『お疲れ様〜！』
俺はジェルとなーくんとスマブラをしながら答えた。
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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません！指摘ありがとうございます！申し訳ないです！ (2019年9月30日 14時) (
レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは？ (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます！やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです！ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年4月20日 21時
