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さとみはわけも分からず俺が口を開くのを待っている。
『シナモンとひなちゃんを対面させたい！』
さ「いいなそれ！」
俺は手で持っているゲージを覗いた。
するとシナモンがにゃぁと鳴いた。
『可愛い…っ！！！』
さ「今さ思ったんだけど」
『ん？』
さとみは深刻そうに口を開く。
さ「お前ん家、犬いるよな？」
『うん』
さ「犬と猫って平気なのか？」
『あー、多分！』
そう、俺の家には既に、カニンヘンダックスのレッドのオスがいる。
さ「今日はとりあえず帰って犬と仲良くさせてみれば？」
さとみが提案する。
『だねー！』
『じゃあ、ひなちゃんは後日！』
俺はさとみのマンションの前まで行き、そう言った。
さ「おー、てか送る」
『え、いいよ』
さ「いいから、ほら」
さとみの家と俺の家は、最寄り駅が同じでお互いの家の距離もほぼ5分ほど。
さとみは俺の手を握り、俺の家の方へと歩いていった。
『ありがとう』
さ「いいよ、てか着いたしw」
さとみはじゃ、と手を振って帰ろうとした。
俺は思わず止めてしまった。
さ「どした？」
『あ、え、な、なんでもない…！』
俺はぱっと手を離した。
さとみは時計を確認し、俺の方を見てニヤッと笑った。
さ「今の時間は午後7時」
さとみは急に時間を言い出した。
『え、うん…』
知ってるけど、と俺は首を傾げる。
さ「シナモンの支度するの待ってるから」
『え？』
さ「ほら行った行った！」
俺はさとみに家の中へグイグイと押し込まれる。
俺はシナモンをとりあえずゲージに入れて、エサと水を用意して家の外に出た。
するとさとみは笑って
さ「飯奢る、ほら行くか〜」
さとみは俺の気持ちを察してくれたらしく、手を引いて、街の方へと歩いていった。
『仕方ないなぁ！』
俺はさとみについて行った。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ペット[完]
10000hitありがとうございます(｀・ω・´)
これからもよろしくお願いします！！
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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません！指摘ありがとうございます！申し訳ないです！ (2019年9月30日 14時) (
レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは？ (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます！やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです！ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年4月20日 21時
