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#ペット ページ24

俺は今、さとみの家にいる。


『ひなちゃぁぁぁん』


俺は可愛いひなちゃんの頭を撫でる。


にゃー、と可愛らしく鳴くひなちゃん。


さ「お前ほんとにひな好きだな」


『うん!大好きだよ!』


と言うとひなちゃんがにゃぁと可愛らしく返事をしてくれた。


『ひなちゃぁぁぁぁん』


ひなちゃんにデレデレしているとさとみが口を開いた。


さ「A、今日はなんの用で来たの?」



俺はさとみの一言でハッとした。


『そうだ!!俺、ペット飼おうと思って!』



『さとみ一緒についてきて〜!』


お願いとキラキラとした目を向ける。



さ「なんだそんな事か、仕方ないなぁw」


さとみは持っていたコーヒーを飲み、笑って答えた。



『ありがとうううう!!』



俺はぴょんぴょんと飛び跳ねる。



さ「やめろやめろ!w下の人に怒られるだろw」



俺はハッとして、飛ぶのをやめた。



『あ、そっかw』



さとみは近くにあったコートを羽織った。



さ「んじゃ行くかー」


『おー!!』



俺はぱっと立ち上がり、上着を着た。



『ひなちゃん、またねー!』



と頭を撫でるとにゃぁと笑って返事をしてくれた。



『よし!行こっか!』



さ「おー」


さとみは家の鍵を閉め、エレベーターまで歩く。



エレベーターに乗り込む。


『はぁ…楽しみ!』



さ「犬と猫どっち飼うことにしたの?」



『そりゃあね!猫ですよ!!!猫!!』


俺は猫か犬かどちらかと言うと猫派だ。



さ「へぇー、猫種は?」


『俺的には、マンチカンかスコティッシュフォールドかセルカークレックスがいいんだよね』


さ「あー」


さ「まぁ、ペットショップ行ってみてからだな」


『だねー』


なんて他愛もない話をしているとあっという間にペットショップに着いた。



そしてゲージに入れられていた猫達。



さとA『「か、可愛い…!!」』



俺はふと、ゲージに入っている猫と目が合った。

猫種は、ジェネッタ。


俺はこの子に運命を感じた。


『俺、この子にする』


さ「うん、覚悟があるならいいと思う」


俺が買うことにしたのはシナモン色のオスのジェネッタ。



『可愛い…!!』


さ「よかったな」


さとみは俺の横で優しく微笑む。



そして帰り道。


『名前決めた!』



さ「よかったな、何にすんの?」



『シナモンにする!』



さ「安直…」


さとみはぼそっと呟いた。


『いいの!』


『あ、そうだ』


俺は閃いたように振り返った。

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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません!指摘ありがとうございます!申し訳ないです! (2019年9月30日 14時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは? (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます!やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです!ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年4月20日 21時

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