#デート ページ18
ある日曜日。
今日は特に用事もないから、ゴロゴロしようと思い、ソファーにボブっと寝っ転がった。
何をしようかと考えていると、ふとスマホに電話が。
表示されていた文字は莉犬。
『はーい』
莉犬「あ、おはよー！」
電話からでも伝わる、莉犬の元気さ。
『おはよー』
莉犬「今日暇ー？」
ワクワクとした様子で話をする莉犬。
『ん、暇だよ』
莉犬「よかった！！最近俺ん家の近くにパンケーキ屋が出来たんだよね」
と、淡々と話を続ける。
莉犬「だからさ、一緒に行こ？」
強請るように聞いてくる莉犬。
可愛いなぁとふと思う。
『いいよ』
莉犬「やった！じゃあ、お昼ぐらいにしよ！」
『分かった、12時に迎えに行くね！』
莉犬「わかった！」
『後でね』
莉犬「はーい！」
プチッときれる電話。
今の時間は10時。
俺の家から莉犬の家まで大体30分。
俺は、赤のラインのズボンとパーカーを着た。
そんなこんなしてると、11時になっていた。
俺はカーキのMA_1を羽織り、大事なものをポッケに入れて家を出た。
腕時計を確認すると11時半になっていた。
莉犬の家の最寄り駅につき、莉犬の家の前まで行く。
ピンポーンと音を鳴らすと、中からドタバタと足音がなった。
莉犬「待ってたよ！行こっか！」
『うん！』
すぐ近くのパンケーキまで行くと、ズラリと並んだ行列が。
『多いなぁ…』
莉犬「どうする？」
莉犬はしゅんと眉を下げて言った。
『並ぶでしょ？』
と笑って言うと、莉犬はぱぁっと笑顔になった。
俺はわかりやすいなぁと思いつつも可愛いなぁと思い、莉犬の頭を撫でる。
でも、身長的に3センチほど莉犬の方がでかい。
俺は背伸びをして、腕を伸ばす。
やっとの思いで莉犬の頭をぽむっと撫でる。
莉犬「？？」
撫でると莉犬は頭にはてなをうかべる。
そして、閃いたようにぱあっと笑った。
すると莉犬は俺の頭をポンポンと撫でた。
『んふふ…』
俺は何が何だか分からず、思わず笑いをこぼした。
莉犬(可愛いなぁ…)
そしてついに俺らの番になった。
店員「いらっしゃいませ、こちらの席へどうぞ！」
席へ案内された。
メニューを開き、選ぶ。
『んー、どうしようかな』
莉犬「俺決まった！」
メニュー表からひょこっと頭を出す莉犬。
『よし、俺も決まった！』
ピンポーンと店員さんを呼んだ。
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ゆーな(プロフ) - ikupon420さん» すみません！指摘ありがとうございます！申し訳ないです！ (2019年9月30日 14時) (
レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
ikupon420(プロフ) - ページ35のこの夏が飽和するとありますがあの夏が飽和するなのでは？ (2019年9月30日 8時) (レス) id: aaf658e84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - るーさん» ありがとうございます！やはり、そうなんですかね。。。貴重な意見、ありがとうございます。 (2019年8月7日 2時) (レス) id: 97c5e5edf2 (このIDを非表示/違反報告)
るー - 3センチ差だと自分自身の頭を撫でるのと変わらないので、簡単に撫でられると思います (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
るー - とても面白いです！ただ、♯デートのとこの身長3センチ差で背伸びして頭を撫でる、というのはおかしいかと。 (2019年8月5日 13時) (レス) id: a41f91c9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2019年4月20日 21時
