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青 side
神ちゃん家に泊まっていろいろと話してたら、寝てたみたいで真っ暗。
神ちゃんはおらんくて、がさがさとした音が聞こえてくる。
「神ちゃん……？」
「あ、流星起きたん」
なんで起きてきたんと言いたげな顔をする神ちゃん。
手元には水の入ったコップと薬の袋。
「痛いんやろ」
「マシになったと思ってんけどな」
手首の包帯も自分で巻いたのかほつれてて。
起こしてくれたらよかったのに。
「ぐちゃぐちゃやん」
そう言うとすっと差し出された手。
ほつれた包帯をほどいてもう一度巻きなおす。
「なんか流星にこういうことやってもらうん返な感じ」
「んはは、どちらかというと俺がやってもらう側やからな」
なんて眠たくなるまでゆるゆると。
腱鞘炎が治るまで神ちゃんの手首を使う仕事はセーブ気味で、毎日ではないにしろ、誰かが来る予定でもある。
誰が来るかは当日まで神ちゃんに秘密の予定。
これを機に少しでも神ちゃんが頼ってくれればななんて思う。
白緑 fin
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詩彗(プロフ) - あかねさん» ありがとうございます。凄く嬉しいです…！ (2023年4月25日 23時) (
レス) id: 6a81644eb9 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - いつも楽しく読んでます！ (2023年4月25日 8時) (レス) @page50 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩彗 | 作成日時：2022年4月22日 21時
