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2人でわいわい言いながらも建築を進めてって、撮影終了。
いざ撮影が始まれば手首を気にしてる暇もなく、ガンガンプレイしてたからなんか言われるやろな。
「お疲れ様でしたー」
捕まると面倒やしと思いながらスタジオを後にする。
案の定使いすぎてたみたいで手首がズキズキと痛む。
湿布はぬるくなってて、貼りなおそうと新しいのを鞄から取り出す。
「痛いん?」
流星が戻ってくる前に何とか貼りなおそうとしたけど、間に合わんくて。
焦ってぐちゃぐちゃになった湿布を剥がす。
貸してと言われて湿布を渡すと、手首に綺麗に貼りなおされる。
そのまま元のように包帯も巻かれる。
「神ちゃん家行くから」
できれば忘れていて欲しかったことを言われて、困惑する。
今日何も用意してないで。コンビニ寄ったらええやん。服とかないし。時間あるし買いに行ける。
なんて、断る口実を次々に潰されていく。
あ、神ちゃん家行くって報告しとかな。そう言って目の前でグループメールに報告を入れられる。
完全に退路をふさがれて、これもうどうしようもないわ。
「神ちゃん家久々やな」
「ほんまに何もないで」
途中のコンビニで降ろしてもらって、インスタントのラーメンとかおにぎりとかを買い込む。
途中流星から、明日以降もほかのメンバーが来るかもなんて聞こえてきたけど絶対阻止せな。
左手を使わずに過ごそうとすると案外大変で、一つのことをするのにも時間がかかる。
流星も普段のマイペースさはどこへやら、いろいろお世話される。
普段と立場が逆転して変な感じ。
メンバーからの逐一連絡が来て、心配されて。
他のメンバーがおんなじことなったら、絶対にこのことやり返したろと心に決めた。
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詩彗(プロフ) - あかねさん» ありがとうございます。凄く嬉しいです…! (2023年4月25日 23時) (レス) id: 6a81644eb9 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - いつも楽しく読んでます! (2023年4月25日 8時) (レス) @page50 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩彗 | 作成日時:2022年4月22日 21時