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188.約束 ページ8

引っ越し屋さんが部屋に到着したタイミングで

彼の秘書である小山さんも来た

小山「おはようございます」

朝早いにも関わらず今日もラインの綺麗なスーツを美しく着こなしていた

やっぱり小山さんってすごくセンスがいいなって

「おはようございます、今日はよろしくお願いします」


小山「はい」



二宮「取り敢えず、Aちゃんの荷物は作業部屋でいい?」

「はい」


二宮「それじゃ、小山さんよろしく」


小山「承知いたしました」


二宮「部屋…の案内も一通りしようか」

はいっと当たり前に出された彼の左手に

「はい、そうしてもらえると…入ったりしては駄目なお部屋とかも…」

自分の手を重ねると柔らかく包むような笑顔の二宮さんは

繋いだ手の甲に唇をよせると


二宮「貴女に見られてこまるものはもうないけど?」
 
さっきとは違う妖艶な微笑みに上目遣いに私を捕らえた

「にっ、二宮さん!」


二宮「わかってる」(笑)

ころころ変わる彼の笑顔にもうキャパオーバーな私の心臓

こんなんで彼と生活してたら私の心臓はいくつあっても足りそうにない

二宮「それではお姫様、まずはキッチンから参りましょうか?」


「よろしくお願いします」

広いキッチンはいつみても綺麗にされていて

私の料理スキルにはあまるほどに色々な調理器具もそろえられていた

二宮「ここは自由に使ってもらって構わないし、必要なものがあれば俺に言って?」

「はい」

棚を開けたりと一通り見ているとあるものに目が止まった


「……これ………って」


それにそっと手に触れる



二宮「約束してたでしょ?」

 
淡いライトベージュの


「ありがとうございます」


エプロン


二宮「うん」

前に他愛もなくした口約束


二宮「ごめんね?本当はもっと早くにって…」


覚えていてくれたなんて

「そんなことないです!嬉しいです」

嬉しくて嬉しくてそのエプロンを腕にあげて広げてみた

優しい色

デザインや縫製もよく見るととても凝っていて可愛い

小山「社長があれでもない、これでもないって言われてやっと見つけたんですよ」

2階からおりてきた小山さんは何故か笑いを堪えていた

二宮「余計な事言わなくていいよ」

二宮さんの言葉に小さく咳払いをして笑いから顔を切り替える小山さんは

小山「申し訳ありません」

頭をわざとらしく深々と下げると

二宮「そんな律儀な謝り方されると俺が悪者じゃんよ」

唇を尖らす二宮さんに優しく笑った

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:2-38 | 作成日時:2019年8月8日 7時

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