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番外編《冨岡家の日常》 ページ26

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夜。

漆黒の闇が冨岡家の屋敷を覆う。




今日は皆非番。

久しぶりの非番なので夜もぐっすり─────……



という訳にもいかなかった。



冨岡家の長男、冨岡勇希は目が覚めてしまった。



いつもは任務にあたっている時間のため、自然と起きてしまうのだろう。



(夜風にあたるか…………)



少し気分をすっきりさせようと縁側へ向かった。

その時。



「っ……ぎゆっ……う……!

そこはっ………!」



なにやら両親の寝室で、母の声が聞こえる。

時折、父の声も聞こえてくる。



(……?母さんと父さん……?)



寝ていないのか?と気になり、障子を開ける。


ガララッ




「「っっっ?!?!?!」」





勇希が障子を開けた瞬間、2人は急いで布団を被った。




「2人とも寝ないのか………?」





そう勇希が尋ねると2人は急いで布団の中で服を着た。



傍から見ると布団の中でモゾモゾしてるだけなのだが。




「くっ、組手の練習してたの!

お、起こしちゃった?!」




Aが何とも苦しい言い訳をする。



「………そうだ。」




義勇もそれに合わせる。









「組手……!今度教えて下さい!」



「うえ?!(それはどっちの意味………?!)


お、お父さんに相手してもらったら……?

(ごめん!義勇!あっちの意味だったらやばいから!)」




「………ああ。今度の鍛錬でな。」




「はい!じゃあ、おやすみなさい!」



何とか危機を免れた。





「「(危なかったぁ………)」」



どうやら息子も父の天然を受け継いだようだ。

番外編《不死川家の非日常》→←番外編《時透家の日常》



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
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ゆう - この作品がとても好きです!もう3回は読みましたwそれで一つ気になるところがあるのですが、弐拾ノ話 の彼女の隣には、先日亡くなった夫の煉獄杏寿郎の遺影が置いてある。の部分ですが、8週目のときに煉獄さんは亡くなっているので7、8ヶ月は過ぎてるのではないかと… (2020年12月12日 21時) (レス) id: f96bb2aabf (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 大丈夫ですよ! (2020年1月23日 12時) (レス) id: c12879cda4 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - アリスさん» すみません……このお話のリクエストは締め切ってしまいました……。次のお話での番外編でもよろしいでしょうか……。本当に申し訳ありません。 (2020年1月18日 9時) (レス) id: c8863f1f91 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - リクエストで実弥と煉獄さんの生存verを全力で希望します!! (2020年1月18日 0時) (レス) id: c12879cda4 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - Blueさん» はい!是非とも読ませていただきます!頑張ってください!応援してます! (2020年1月14日 3時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Blue | 作成日時:2019年12月15日 16時

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