拾弐ノ話 ページ13
実弥side
「チッ!」
なんでこうなったっ!
クソっ!
──────また俺から大切な人が消えていく。
家族を失った時も、あいつが怪我をした時も、俺から全てが零れ落ちるかのように消えていく。
あいつが死ぬという場面を想像しただけで俺は震えが止まらない。
俺は急いでAの所へ行った。
ついたところは森で、同じような木が沢山ある。
俺は焦った。
あいつが、Aが消えていくのではないのかと。
クソっ!
あいつの手がかりを見落とさないように、俺は走った。
ある木の根元に布切れがひとつ、落ちていた。
ヒュッと喉が鳴る。
あ い つ の だ。
ドオォオオン!
次の瞬間、背後から物凄い音がなった。
それからはもう覚えていない。
がむしゃらにひたすら音の鳴るほうへ向かった。
間に合え。
1秒も無駄にするな。
着いた先には斬られそうになっているあいつの姿。
俺は瞬く間に頚を斬った。
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Blue(プロフ) - ゆりま(タピ犬)さん» マジですか!w泣いてくれたんですか?!ありがとうございます! (2020年3月4日 20時) (レス) id: c8863f1f91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりま(タピ犬) - あのー、泣かせに来てます?(泣いた人)嫌味ですか?( ˙-˙ )←いい作品すぎてやばかったと言いたかった人 (2020年2月5日 22時) (レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - 花帆さん» コメントありがとうございます!そう言って頂いてとても嬉しいです!検討していきたいと思います! (2019年12月16日 6時) (レス) id: c8863f1f91 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 完結おめでとうございます!一気に読ませて頂きました! ラスト切なかったですが…(泣)番外編も読めて良かったです!番外編のラストにも感動で涙腺に来ました(つд;*) 個人的に炭治郎でも読んでみたくなりました (2019年12月16日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
Blue(プロフ) - しぃさん» まぁまぁしぃさん落ち着けなぁww私もこの人の作品はオススメなんで見て頂けると幸いですw (2019年12月14日 23時) (レス) id: c8863f1f91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue | 作成日時:2019年11月15日 17時