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kiken. ページ46
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｢それと、私が団長から伝令を授かった時団長の所にも憲兵団が｣
｢まるで犯罪者扱いじゃないか！｣
ハンジの言う通りである、今本部に戻ったとしても我々調査兵団の居場所は在らず地下牢にぶち込まれるだろう
｢もう、裏でどうこうってレベルじゃねーな｣
｢…俺はエルヴィンの所へ行く｣
彼奴を一人にしていれば奴らは調子に乗って何をしだすか分からない
｢バカ言うなギル、お前は俺から離れるな｣
｢だが、｣
｢ギル副団長、団長からもうひとつ伝令を。｣
クラウドはそう言い、俺の耳元で
｢団長には策があるから副団長はリヴァイ班から離れるなと｣
俺がクラウドから伝令を聞いている時ハンジ達は憲兵団…いや、王政の不可解な行動について話し合っていた
｢…分かった、私はギルも心配しているしエルヴィンの方につく。モブリットは私と、他のものはリヴァイとギルに従ってくれ｣
｢了解｣
どうやら俺がリヴァイ班から離れるか離れないかでこれからの運命が決まるらしい。
エルヴィンはリヴァイ班につく方の運命を選んだ、ならば俺はそれに従う他ない
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作者名：沖田 | 作成日時：2021年3月22日 19時
