【進撃の巨人】彼等が始めた物語 (ページ44)

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engi. ページ44

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ハンジの白々しい演技で色々ぼろを出す中央第一憲兵が面白く笑いを堪えるのが必死だった

｢では、捜査の方をよろしくお願いします。
そして、強盗を捕まえた際はこうお伝えください
このやり方にはそれなりの正義と大義があったのかもしれない、が、そんなこと私にとってどうでもいい事だ。
悪党共は必ず私の友人が受けた以上の苦痛をその身で生きながら体験することになるでしょう。
あぁ、可哀想に！

そう、お伝えください｣

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ウォール教は調査兵団に協力したニックをほっとかないだろうとは思っていたとハンジは自分の考えを述べていた

確かに俺もそう思っていたが、まさかこういう形で殺されるとは

｢私が甘かった…私の責任だ、｣

自分を責めるハンジ

｢…憲兵は、ニック司祭を拷問してどこまで我々に話したか聞こうとしたんですか｣

｢普通に考えればそうだろうな｣

アルミンの問いに俺は答えた

｢中央憲兵を動かせるとしたら、裏にいるのは相当な何かだ。で、ニックの爪は何枚剥がされていた｣

｢えっ、？｣

｢全部だ｣

困惑しているハンジに変わり俺が答えると、

｢喋るやつは1枚剥がせば喋るが、喋らないやつは何枚剥がしても同じだ｣