【進撃の巨人】彼等が始めた物語 (ページ36)

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goumon. ページ36

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「ギル、ギルはいないか！」

「どうした」

慌てた様子でハンジはギルを探していた
丁度通りすがったリヴァイはそんな彼女を見て心配の音を発した

「ちょっと手伝ってもらいたいことが」

「ギルならエルヴィンのところだ」

「んー、それは長そうだ…。拷問について聞きたいことがあったのだが…」

どうしたものかと唸っている彼女の後ろからひょこっと現れた彼女らが探している彼

「拷問？」

「うおっ、早かったな」

「おぉ！リヴァイもきてくれ」

テンポ良く話がリヴァイとハンジの間で進んでいくが拷問ということ以外何も分からない彼は凄い発言をした

「リヴァイを拷問するのか？」

「は？」
「あ？」

流石の人類最強も理解出来ず

「…あの捕まえた２人のことさ。」

「あぁ、ニック司祭らのことか」

「そうだ、早く準備をしてくれ」

「簡単に話しそうには見えねーが」

早く早くと急かす彼女には悪いがリヴァイの言う通りそう簡単に口を割る男では無いように思えるギル

「あぁ！その事なんだが、策がある…ひひっ」

彼女独特の笑い方で危険を察知する2人

「なぁ、リヴァイ。ハンジがとても楽しそうに見えるのだが」

「放っておけ。あいつは性分だ。死ぬまで治らねぇ。」