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tigai. ページ31
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あの後、リヴァイはエルヴィンに呼ばれ俺は自室に1人になった
流石に返事というか彼へ見返りというかしなければ、俺はただの最低な奴である。
例え彼がそんな俺でも好いているのだとしてもだ
けじめをつけなければならない。
と、言っても俺は彼が性的に好きなのか
確かに普通に彼は好きである。
出会った当初はくそがきで何度殺してやろうと思ったことかとは思うが、純粋に好きなのは変わらない。
だが、彼の言う " 好き " はそうでは無い
｢……分かんねぇ｣
本当に分からない。どうしようもない。とても。
｢ギル〜、この資料さぁ絶対ギルの担当でしょー？｣
｢ん、ハンジか｣
｢あ、ごめん。ノック忘れてた｣
いや、いい。ハンジの能天気さに助けられそうだとか言えば何か考え込んでるのと的を射られた
｢恋愛的好きねぇ…、なに？どこの女に惚れ込んだのさ我等が副団長様が｣
絶対こいつバカにしてんだろ
｢……女というか何と言うか｣
｢まさか、男か｣
｢……男というか何と言うか｣
｢あー、分かったかも！彼奴の好意にやっと気づいたのか！！｣
そんなにリヴァイは分かりやすかったのだろうか
いや、今思い出してみると凄く分かりやすい
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作者名：沖田 | 作成日時：2021年3月22日 19時
