【進撃の巨人】彼等が始めた物語 (ページ28)

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fusyou. ページ28

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今回の壁外調査で我々調査兵団が失ったものはあまりにも多すぎた。

エルヴィンから手足を骨折していると何かと不便だろう、と介抱の兵士をリヴァイと俺はつけられそうになったが2人で軽く受け流しておいた。

自分で言うのもなんだが下心ありありで近づかれることは少なくない、むしろ多い

いつも素っ気ない対応のリヴァイもだ

まぁ、エルヴィンの優しさを切り捨てるのも嫌だったので飯を運んでくれたり、書類運んでくれたりする兵士はいると言っておいた

案の定つけられた。

リヴァイがほとんど俺の部屋にいるせいで完治するまで2人で仲良く俺の部屋だ。

古城の時ですら迷惑極まりなかったのに本部でもか。

子供が親離れを出来ないのは愛情が不足しているからとよく言うが…

｢……厳しくしすぎたか、？｣

｢何がだ｣

きょとんとして俺を見る彼は愛情が不足しているようにはまるで見えない

｢なぁ、リヴァイ｣

｢あ？｣

｢やっぱり育て方間違えたと思うか？｣

｢…は？｣

何の話だ。って顔してるな、いやそりゃそうか

｢何の話か分からないが、別にギルが間違えた訳じゃねーんじゃねぇか｣

｢あー、じゃあリヴァイが間違えたのか｣

｢おい、今までのは俺の話か｣