【進撃の巨人】彼等が始めた物語 (ページ16)

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tobitati. ページ16

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｢おぉー、やっとお前も親元を離れ飛び立つのか。
いやー親鳥とはこういう気持ちなんだなぁ｣

｢誰がお前のガキだ｣

相も変わらず冷たいこった

少しでも嫌がってくれていいんだぞ。

嫌だ、俺はギルから離れない…とか

自分で言ったがリヴァイがそんなこと言い出したら鳥肌モノである。正真正銘の鳥になってしまう。どうしよう。

｢…何がリヴァイ班だ｣

…お？

｢もう少しいい班名無かったのか｣

そっちかよ。期待を返せ。

まぁ、別に今生の別れな訳でもないしいいか。兵士長と呼ばれてる彼も中々様になってると思う。

とか色々考えてたら

書類仕事してる俺の手元をずっと見てる彼

｢…リヴァイさーん
そんなに見られると流石にやりづらいかなー｣

なんてからかってみると
リヴァイはゆっくりと顔を上げ真剣な目で俺を見た

どうした、って声をかけようとすると

｢例え班が離れても俺はお前を死なせないからな｣

とか言うから
少し面白くて笑ってしまった。

｢この副団長様に援護なんていらねーよ｣